仕事できない人が劣等感から昇格を目指す記録

職場のタイトル(職位)で一回り若い世代に追い抜かされ始めました。

昇格を目指すにあたってとりあえずやってみたこと

真面目に昇格をめざすと決め、まずやったのは上司にあたる人たちに昇格を目指していると宣言したことです。

 

幸い、ホワイトな職場なので上司も「昇格したがってるけど仕事できないから本人の意向は無視して昇格させてやらない」みたいないじわるな考え方はせず、本人の意向を汲むという方針です。

 

そのため、宣言しておいた方が昇格しやすいだろうと思い、目標設定の面談の際に上司に伝えました。

上司もまじめに捉え、昇格したいのであればもっと頑張らなければいけない、ということでそのための目標設定に付き合ってくれました。ただ、ハードルは高いと直接言われてしまったので、それなりに頑張って実績を作りアピールしなければいけなそうです。

 

正直、仕事のできない私にとっては、上司は昔ながらの「なんとなく長くいるから昇格させてやるか」ぐらいの昭和・平成スタイルの方がありがたかったのですが、いいか悪いか「本当の意味で仕事のできる人が上に行く」という、部下にとってはとてもありがたいけど昇格したい人には辛い(でも本来あるべき)評価スタイルなので、意識的に自分を変えざるを得ません。

 

でも、確かにこの上司が組織の長となってからは、「変な上司」「嫌な上司」「理不尽な上司」「頭悪いなぁと感じる上司」はほとんどいません。噂によると中途採用もかなり厳しくやっているようで、特に評判のいい同業他社をターゲットにしていたり、経歴が不足している人はとらなかったりしているようです。(つまりポテンシャル採用をしていない)

 

ということは、内部昇格を目指すにしてもそれを判断する人たちが厳しいということです。

 

と書いていて改めてハードルの高さを感じたので、元々ない自信がますますなくなってきました。

 

一応上司は味方の立場をとってくれてはいるので、あとはそこに「頑張る姿」と「実績」を見せて、昇格に推薦してもらえるような証拠づくりが必要だと考えています。

 

 

でも、そうはいいつつも「サクっと追い抜かされた8歳年下の後輩」は、そんなこと意識しなくても仕事ができるからってことで判断されたんだろうなと思っています。

 

結局私は仕事ができない(と周りからも思われてる)から昇格させてもOKと思ってもらえるような証拠集めをしないといけない。

 

もともと普段の業務を通して「この人は仕事ができる」という印象をすでに与えることができていればいちいち証拠づくりやアピールをしなくても昇格させてもらえる。

周りを見ているとそう感じます。

 

この8歳年下の後輩は今の私の職位にいた期間が短すぎるから、たぶん本人は昇格することを目標には入れていなかったと思います。でも、下の職位にいるときから評価されている噂は聞いていたので、本人の目標設定と関係なく周りから推薦されたんじゃないかなと勝手に想像しています。

 

ただ、この後輩と比べたところで私にはまねもできないし、私は周りから評価もされていない(むしろ評価は低い)という真逆の状況なので、悔しい気持ちは残るものの意識はしないように心がけて、こつこつと実績作りをしたいと思います。