仕事できない人が劣等感から昇格を目指す記録

職場のタイトル(職位)で一回り若い世代に追い抜かされ始めました。

かなり年下の後輩に追い抜かされ始めました

社会人歴16年、転職2回。休職期間あり。

 

社会人4年目の後輩が同じタイトル(職位)になってしまいました。

そして、8歳年下の後輩にサクっと追い抜かれました。

 

今まで自分に対していろんな言い訳をしてきましたが、さすがに「仕事できない側の人間である」ということを認めざるを得なくなりました。

 

社会人になりたての頃から2回目の転職までは、自分は仕事ができないとは思っていませんでした。むしろ普通にやっていけているという自信はありました。

 

ビジネス雑誌やコンサル出身者のブログを読んでは、「その通り!私の周りの人たちはこんなことも分かっていない!」と思っていたし、同僚や上司に対しての不満や見下した思いもたくさんありました。

 

しかし、今の職場になってからは劣等感が募るばかりです。

 

今の勤務先は優秀な人たちばかりで、私はその中でかなり下の方であるということを感じています。

 

私は今の職場では褒められたことはほぼありません。

 

基本褒められない体育会系ブラックの職場なのではなく、超ホワイトな職場なのに単に私の能力がなくて褒められないのです。

なぜなら、周りの人たちは褒められていい意味で噂されているからです。

優秀な人はひがまれることなく、普通に褒められ、噂される会社なのです。

 

そして、「上司に囲ってもらったこと」がありません。

 

仕事のできる人たちには仕事が集中するというのはどこの会社でも同じだと思います。私にはそのような経験がありません。

もちろん忙しい時期もありましたが、それは単に全体的な作業量が多かったり締め切りが近かったりしただけで、組織の中のひとつの駒として忙しかっただけなのです。

そのため、働いている期間を全体的に見ると周りの人たちと比較して暇な時間が多いという事実もあります。

 

たまたま今の会社が優秀な人が多いから自分が劣等感を抱くんだと思いたかったのですが、振り返ってみれば自分に自信が持てていたころから周りの評価は低かったんだと思います。

 

というのも、異動や転職をする際に引き留められたことがないのです。

「自分がその職場から去る」という状況が発生した時、直接一緒に仕事をしていた人たちはすんなりと受け入れて応援してくれていました。

当時はそれを「いい会社だな」と思っていましたが、本来仕事ができる人が辞めるとなれば、引き留めますよね。

 

最近はそういったことに薄々感づいていたので、「自分は上の職位を目指すのではなく、低い職位でそこそこの仕事をしてそこそこの給料をもらってればいいかな」と半ば無理やり思い込もうとしてました。

 

ところが、「後輩にサクっと追いつかれ、追い抜かれる」という状況になったときにちょっと悔く感じ、焦る自分がいました。

 

やっぱり自分にはプライドがあるし、もうちょっとは上に行きたいっていう気持ちがあるんだなと認識させられました。

 

本当は転職して今の環境から逃げ出したいという気持ちもあるのですが、いったん昇格を目指して努力というものをしてみようと思います。

 

数年以内に昇格できなかったら・・・それはその時に考えます。