仕事できない人が劣等感から昇格を目指す記録

職場のタイトル(職位)で一回り若い世代に追い抜かされ始めました。

結局逃げる方向で動いてしまっています

頑張るつもりでブログを立ち上げたものの、あっという間に諦めモードです。

 

まず、昇格するためには実績を残す必要がありますが、その実績を残すためのプロジェクトがなくなってしまいました。

 

当初の予定では、そのプロジェクトをベースに目標を立てて頑張り、その結果を基に昇格を目指すという想定をしていたのですが、クライアントの都合でプロジェクトがなくなってしまいました。

 

それが確定するまで約3ヶ月。なにかと作業はしていたものの、実績となるようなことはなにもできずに時が過ぎてしまいました。

 

たった3ヶ月ぐらいいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、実はこれより前からしっかりとしたプロジェクトへの関与ができておらず、実質半年間は実績を残せるようなことをしていないのです。

 

つまり、次回の昇格のタイミングで自分が昇格するのは絶望的な状況です。

 

時間がかかっても頑張ろうとは思っていましたが、前回書いたように今の状況でも「できない人」扱いされ始めているように感じるので、この組織を出た方が自分のメンタルのためにはいいと判断しました。

 

結局どこにいっても「できない」人間なのかもしれません。

少なくとも「どこにいってもできる人」ではないことはだいぶ前から明確になっています。

 

 

ただ、自分でも分からなくなるのが、一部の人からは評価してもらえているのです。

時々指名でプロジェクトにアサインしてくれる方がいるのですが、その方からは毎回「安心して任せられます」と言ってもらえます。

 

それに、昨年度の評価の数字も正直言って「いい方」で、今はいなくなってしまった上司からも「これはいい評価だからボーナスに上乗せされるよ」と言われていました。

 

このように評価されることもあるにも関わらず、「優秀な人」と一緒にプロジェクトをやると必ず「できない人扱い」をされることになり、メンタルが削れていくのです。

 

どこの会社にいっても同じで、上司の当たりはずれによってこのようなこともあるかとは思うのですが、やはり優秀な人が明らかに多い環境だとより難しいと感じます。

 

 

ということで結局転職活動を始めてしまいました。

 

正直に言って逃げの転職ですが、みんな実質は似たようなものだと思っています。

いくらきれいごとで「やりたいことがあるから」「こういう経験を積みたい」といったところで、その組織を出たい理由がなんかしらあるっていうことですし。

 

少なくとも今の組織では以下のことが分かりました。

・自分は優秀な人にはついていけないこと

・でも、そのなかでもなんとかやってはいけていること

・一部の人には評価もしてもらえていること

 

そのため、転職活動の軸としては明らかに優秀な人が多そうだとわかる職場や、意識が高そうな職場は避けるというのが第一目的になってしまいました。

 

でもそれは自分の市場価値をある程度把握したからそこに落ち着いているということです。自分は一流企業でバリバリに働くような人ではないのです。

 

今度また自分のキャリアを振り返って「自分の立ち位置」というものを再確認したいと思います。