仕事できない人が劣等感から昇格を目指す記録

職場のタイトル(職位)で一回り若い世代に追い抜かされ始めました。

転職活動が順調すぎる

今の仕事を逃げると決意し、転職活動を始めました。

 

そうしたら怖いぐらい順調で驚いています。

 

今の会社では優秀な人たちと働いているため、周りと比較されて私はかなり自尊心を傷つけられてきました。

みんなができていること、みんなが頭の中で考えていることが自分には思いつかない。上司の期待に応えられていない。後輩に抜かされる。

 

じわりじわりと真綿で首を締めるように自尊心が傷つき、自己肯定感が下がり続けていました。

 

結局転職活動を始め、まずは転職サイトに登録をしました。

スカウトは誰でもたくさん来るような気がするのであまりありがたいものではないと思うのですが、それでもスカウトが来るたびに自尊心が少しずつ回復していきました。

 

そして、スカウトをくれたエージェントととにかく面談をしました。エージェントだけで10社程度はしたと思います。

大手のエージェントからは、一般的に書類の通過率は2割程度、面接の通過率は3割程度と聞かされたため、紹介された求人のなかでそこまで興味がない企業にも応募し、とりあえず10社程度応募してみました。

 

そうしたら、書類がすべて通過してしまいました。

 

あれ?書類の通過率って2割じゃないんだっけ?

 

そう思いながら面接に進むと、今度は1次面接も1社を除き通過してしまいました。

(1社だけ1次面接で落ちました)

 

 

あれ?面接の通過率って3割じゃないんだっけ?

 

ということで、あれよあれよという間にほとんどの会社で面接が進んでいます。

 

まだどこかに決まったわけではないので、順調と言ってもここから落ち続けるかもしれません。

 

それに、面接だけでは本当の実力と言うのは判断できないと思うので、いざ一緒に働いてみたらまた「仕事できない扱い」をされてしまうかもしれません。

 

そのような可能性はあるものの、ここまで書類や面接でうまくいくとは思わず、傷ついた心も回復傾向にあります。

 

心が回復傾向とはいえ、今の会社にいたら自尊心はじわじわと傷つき続けるので残ることはないと思います。

 

私の仕事は少しニッチな業務のため、求人を出している企業側も社内で希望する人も少なく、外からの応募者もなかなかいないのだと思います。だから、応募者がいると食いついてくるような状況なんだと思います。

 

ただ、今の会社では「自分を求められる」というシチュエーションがほとんどなかったため、こんなにもいろんな企業が求めてくれると本当にうれしい気持ちになります。

そして、面接でお話をしてみるといい人ばかりで選べません。

 

さほど興味ないまま応募した企業も、入社したら上司になるであろう面接官と話をしてみたら普通に惹かれてしまったりしました。

 

書類選考や面接がここまで順調なのは万人に当てはまるわけではなく、たまたま私の職種が応募者が少ないものだったためと思われますが、やっぱり広く社会を見てみると「ほかに行ける場所はたくさんある」と思えます。

 

働いていて多少の無理を感じる職場にこだわる必要はないと思えました。