仕事できない人が劣等感から昇格を目指す記録

職場のタイトル(職位)で一回り若い世代に追い抜かされ始めました。

昇格するために必要な条件が変わっていたかもしれない

会社における昇格。

 

基準らしきものは設定されていても結局は上司の裁量で決まるものだと思っていました。

 

新卒で入った会社は完全に上司の裁量でした。

一応研修で取得しないといけない単位が決まっていたり、プレゼンをしなければいけなかったり、といったルールはあったものの、上司が推薦してくれればよっぽどでない限り一定のレベルまでは昇格できました。また、長く働いていれば自然と推薦される流れでした。

 

最初に転職した会社は最初の会社以上に上司の裁量のみでした。

特定の人の部下ばかりがどんどん昇格していく。

また、悪い噂が立っていても仕事ができなくても、長く在籍していればお情けで昇格していました。

 

次に転職した今の会社では、転職当時は完全に上司の裁量でした。

最初の昇格(下っ端レベル)も、正直自分でも力量が足りていないと思っていたものの、なぜか当時の上司に気に入られ、異例の速さで昇格できました。

それに、周りを見ていても長くいれば昇格できる、みたいな雰囲気がありました。

 

さらに、毎年行われる評価もあまりちゃんと実施されておらず、まともなフィードバックも受けたことがありませんでした。

 

その時の感覚がずっと残っていたので、いまだに「なんとなく長くいれば昇格できるんじゃないか」とつい最近まで思っていました。

 

いつの間にか評価基準が変わっていた

正確に言えば、評価基準が変わったことは知っていたけど誰もまともに運用していると思っていませんでした。

完全に私の油断です。

 

つい先日、一緒に仕事をした人(上司)からの評価項目のひとつとして「この人を今すぐ昇格させても問題ないと思うか」という項目があることを知りました。

 

「長く在籍して自分の仕事をこなしていればそのうち昇格できるだろう」というスタンスだった自分に対して、この評価項目でいい評価をされるはずがありません。

 

具体的にそこでどのような評価がされていたのかは知りませんが、実際に昇格できていないので、評価は低かったのでしょう。

 

また、この評価は四半期単位で行われます。

昇格の可否は年に1回、昇格者を決める会議でしか検討されないと思っていたので、まさかそんな頻繁に評価されているとは思いませんでした。

 

今まで、油断してのほほんとしている状態を四半期単位で評価されてしまっていたんだなとやっと気づきました。

 

昇格を目指すならその仕組みを知っておかないといけなかった

一応それぞれの職位に対する昇格要件がざっくり定められているので、それをベースに今年は少し頑張ってみようと思っていましたし、実際目標設定をするときもそれを参考にしていました。

 

多分本来であればそれで十分なのだと思いますが、昇格の候補がどのように決まり、どのような判断基準で最終決定するのか、誰が決めるのか、といったところを把握しておいた方が確実性が高まると思います。

 

まさか「今すぐ昇格させてもいいか」なんていう評価が、四半期単位で行われているとは思っていなかったので、徐々にいろいろできるようになればいいかなと思っていましたが、たぶん最終評価直前だけ評価をよくしたところで意味がありません。

 

1年間のうち、前半は評価が低くても後半の半期ぐらいは評価を上げておかないと昇格は厳しいのではないかと考えています。

 

元々かなり頑張らなければとは思っていましたが、想像以上にギアを上げて取り組まないといけなさそうです。